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香港株・中国株投資家の皆様、お疲れ様です。先週は利上げというBigイベントを何とか乗り切ったまでは良かったですが、やはり、原油価格に振り回された格好になりましたね。※金曜日の米国株市場は原油価格下落を嫌気して大きく下落。後日銀のホカンソチ・・と^^因みに原油価格と共に、もう一点市場の不安要素になっていた人民元の動向ですが、金曜日の人民元相場は対ドルで実に11営業日ぶりに反発して終了。終値で1ドル6.4815元...
香港株・中国株投資家の皆様、お疲れ様です。
先週は利上げというBigイベントを何とか乗り切ったまでは良かったですが、
やはり、原油価格に振り回された格好になりましたね。
※金曜日の米国株市場は原油価格下落を嫌気して大きく下落。
後日銀のホカンソチ・・と^^

因みに原油価格と共に、もう一点市場の不安要素になっていた人民元の動向ですが、
金曜日の人民元相場は対ドルで実に11営業日ぶりに反発して終了。
終値で1ドル6.4815元となり、前日から0.0022元の元高・ドル安となっています。
当中国株ブログでは、SDR採用をきっかけとして止まらない人民元安について、
米国利上げ実施後からは一方的な流れが変化する可能性を見ており、
そこに注視していましたが、取り合えず一旦は人民元安が止まった格好になりました。
この後再度一方的な流れに戻るのか、調整(介入)を入れつつ緩やかな動きになるのか
そこは見ていく必要があると思います。
但し10日連続人民元安といっても下落幅はしれたもので、
当中国株ブログで、SDR採用前のレンジ下限とみていた1ドル6.5人民元にさえ届いておらず、
巷で騒がれている程の元安にはなっていないという見方です。
我々が本当に懸念しなければならないのは、
前回の様な突如の切下げ、もしくは度を越した資本流出が認められるレベルの元安進行。
そこが認められない限り、過度に元安を心配する必要は無いと考えます。
さて、この週末も中国は無風で通過。
18日からスタートした中央経済工作会議の中で、
2016年の経済政策方針を討議している最中という事もあり
追加緩和措置など政策が発表される事はありませんでした。
通常、中央経済工作会議の日程は3日間程度ですので、
週明けは会議内容がポロポロと見えてくる事になると思います。
但し、具体的な成長率目標などの数値は年明けの全人代。
全国人民代表大会を待ってという事になるでしょう。
という事で、週明けの香港株市場は金曜日の米株安(原油安)を受けて
続落からのスタートという事になりそうです。
今週はクリスマススケジュールという事で、株式市場の実働日数が少なく、
投資家としてもクリスマス休暇モードに。
※香港株式市場は24日半日取引・25日休場
市場参加者が減り、株式市場は閑散モードへ突入。
この後年末年始を控え、その閑散モードは続く事になるのですが、
このような時間帯は、株式市場が動かなくなるという事ではなく、
逆に値が軽くなりますので、思わぬ値動きをする事も多く
材料次第で上へ下へとボラティリティが上がる時間帯でもあります。
=通常のテクニカルが効き難くなる時間帯とも言えますので、
そこは注意して考えて行く必要があると思います。