中国株で儲かる情報発信ブログ、中国株歴20年、中国株で大きな資産を築いた香港株商人が貴方を儲けさせます!!!!!
※中国人民銀行は29日、預金準備率の引き下げを発表。
対象は全銀行、引き下げ幅は50bp
これにより大手銀行の預金準備率は17%に低下
当中国株ブログの想定シナリオに従って、事が進んでいる事が確認出来ました。
本土に引きずられていますね。
人民元高でワッショイ!
さて、巷の一方的な人民元安クレクレ論者の皆様、
ご希望に添えず、本日の人民元為替相場も大幅な人民元高となり、
年初からの人民元安をほぼ相殺する形になったのですが如何でしょう?
「投機筋は乾杯、いや、完敗」
ジョージ・ソロス初め、世界の名立たる投機機関は、
中国(習近平)に喧嘩を売った事を後悔する形になるかもしれませんね。
土曜日夜にブロマガツイッターで、久々に表舞台に登場した人民銀行総裁であり、
ミスター人民元こと周小川総裁のインタビュー記事をご紹介したのですが、
その中で、ミスター元は明確に投機筋の思い通りにはならない
という趣旨の発言をしており、人民元安に賭けている投機家へ向けたアンサーを返しておりました。
当中国株ブログとしては、今朝は中国株の値動きというよりは、
人民元の動きに注視しており、財新とのインタビュー記事の中でミスター元が述べた、
売られた喧嘩は買うという姿勢が本物なのかどうか?
実はそこに注目しておりました。
「買いました」
周小川は「習近平の意向」を受け、ソロス他投機筋に対する姿勢を堅持。
人民元安に賭けたディールは潰すという本気を見せたと思います。
※今朝の人民元基準レートは前日より0.3%元高の6.5118元という値であり、
この値は既に今年に入ってからの人民元安をほぼ打ち消した値になります。
見えていない方の思惑とは完全にウラハラな状況かと思いますが、
当中国株ブログの見通しとしてはそのものズバリ!中国は人民元を支え、投機筋を潰しに入る。
その上で、世界と協調するならすると考えてきました。
つまり、中国としてはメンツにかけてまずは投機筋を吹き飛ばす事を優先し、
そこから先は、世界協調という形であれば人民元安も受け入れて然るべき。
その様に上段に構えた姿勢を打ち出すと見ていた訳です。
「ズバリ!」
では無いでしょうか。
そもそも見えていない方は、中国、そして習近平のメンツという物を軽視し過ぎており、
その根本を見誤っているため、何にしてもずれた事を言うのだと思います。
※中国人のメンツ重視は過去の物では無いですよ!
当中国株ブログでは、逆に習近平がトップに立った事で前政権時代より高まったと見ています。
そのメンツの塊である中国が投機筋。
ジョージ・ソロス他、高々投機屋の軍門に下るはずは無い。
我々はイギリスなんかとは違う。
※ジョージ・ソロスはイングランド銀行を負かした男として名を挙げています。
と思う事は、習近平の事を良く見ていれば自ずと理解していなければならない訳で、
逆に、投機筋のストーリーに乗っかって犬の様に尻尾を振って付いていくなどと・・・・・・
「無い無い^^」
ま、その様な事を妄想している内は物事の本質は見えていないという事ですので、
自ずと投資も見誤る可能性が高いと思います。
世の中には、昨今のここぞとばかり「マイナス金利」を叩く風潮を見ても分かりますが、
物事の本質を見ず、表面的な事だけ(瞬間的な株安・円高)を見て論じる風潮が多く、
間違った情報で満ち溢れていると感じています。
中国株投資家としては、世間の間違った風潮に惑わされぬ様しっかりと正しい目で中国、
そして中国株相場を見て行く事で、この難局を乗り越え、
結果中国株投資で資産を構築するという目的を果たすのが正しい道筋だと思います。
今後も大きく角度を見誤る事無く、
正しい角度から中国株相場を見て行く事に精進したいと思います。
PS
本日は1月の貿易統計結果発表が待ち構えております。
人民元安が進まない中、どの程度の数値が出るのかに注目したいと思います。
※尚、事前コンセンサスでは、そこそこ良い数値が見込まれております。
論より結果!
◆楼継偉財政部長は25日、人民元切り下げ提案がG20の議題にあがる事は無いと発言。
◆人民銀行の周小川総裁は26日、中国経済の下押し圧力に対し、
「対応するだけの余地と手段がある」と発言し、財政政策はより積極的になるとの見方を表明。
同時に人民元が継続的に下落する理由は無いと発言し
各国が輸出促進を狙った通貨安競争を行う事に反対すると表明。
◆朱光耀財政次官は「管理フロート制」を維持して為替レート安定を図る方針を示すと共に、
財政赤字を拡大する余地があると表明。
◆楼継偉財政部長は26日に開かれた記者会見の中で、
「中国は財政出動の余地がある」と発言。
G20の議長国として、成長促進に取り組む考えを表明。
だとすれば?
中国の楼継偉財政相は、26日・27日に行われる上海G20での議題として、
人民元の切り下げ提案は無いと述べた。
中国は景気を支援する様々な手段がある
狙うべきはそこでは無い!
その時、投資家としてどのポジションにいるのか。
ただどうでしょうか?
人民銀行は本日の人民元基準レートを、前日より0.165%元安に設定。
人民銀行は19日、MLFを使用し市場に1630億元を供給。
金利を6ヶ月もので2.85%、1年物を3%とそれぞれ引き下げ。
中国人民銀行は18日以降、公開市場操作を毎日行うと発表。
人民銀行は、一応旧正月明けの14日から連日資金を供給してはいるのですが、
その規模は旧正月休み前に比べ相当程度縮小しており、
このまま行けば今週は、供給超から吸収超へ。
久々に大きな資金吸収になる可能性があり、
本日・明日の供給量次第では、投資家が嫌気してくる可能性もありますので、
そこの反応はしっかりと見て行く必要があると思います。
※非定例オペでの資金対応は明日19日までの予定。
その流動性縮小の対応策として考えられるのが追加の金融緩和。
利下げや預金準備率引き下げという事になるのですが、
現状の人民銀行の姿勢(※人民元防衛姿勢)から見れば、追加緩和を発動する可能性は低く、
流動性引き締めへの対応は、何か別の手段という事になるでしょう。
人民銀行はオペ供給に加え、非伝統的手段の資金供給で乗り切る腹だと思います。
中国経済の鈍化を止めるために、財政政策と金融政策を連動するよう調整していくと表明。
そしてより大きな目で見れば、ここからは金融政策一辺倒では無く、財政政策でも対応。
金融・財政MIXでこの難局を乗り切って行くと当中国株ブログでは見ています。
ブロマガ読者の皆様、売り判断をお伝えします。
「中国株、下落PLAY開始」
◆消費者物価指数(CPI) 前年同月比1.8%上昇 事前コンセンサス1.9%上昇
◆生産者物価指数(PPI) 前年同月比5.3%下落 事前コンセンサス5.4%下落